股関節脱臼|発育性股関節形成不全

2026年6月13日

赤ちゃんの健診で「股関節の開きが少し気になりますね」と言われて、不安になったことはありませんか?

赤ちゃんの股関節に関する病気のひとつに「発育性股関節形成不全」があります。以前は「先天性股関節脱臼」と呼ばれていましたが、現在は生まれた後の環境や発育も関係することから、この名称が使われています。

発育性股関節形成不全とは?

股関節は、太ももの骨の先端が骨盤のくぼみにはまることで安定しています。

しかし、股関節の発育が十分でない場合、関節が不安定になったり、脱臼しやすくなったりすることがあります。これが発育性股関節形成不全です。

早期に発見し適切な治療を行うことで、多くの場合は良好な経過が期待できます。

性別では女の子や逆子、家族歴がある場合はリスクが高くなります。

ご家庭で気づくことがあるサイン

次のような様子が見られる場合は、小児科や整形外科で相談してみましょう。

  • おむつ替えの時に足が開きにくい
  • 左右の足の開き方が違う
  • 太もものしわの数や位置が左右で異なる
  • 足の長さが違うように見える

ただし、これらの特徴があっても必ずしも股関節脱臼とは限りません。

気になる場合は、ひとりで判断せず専門家に相談することが大切です。

抱っこやおむつの影響はあるの?

赤ちゃんの股関節は柔らかく発達途中です。

股関節を伸ばした状態で強く固定するよりも、赤ちゃん自身が自然に足を曲げて開ける姿勢が望ましいとされています。

抱っこや寝かせ方、おむつ替えなどで気になることがあれば、助産師へご相談ください。

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