印象的だったママ達との出会い

2025年12月31日

訪問型の助産院「ママのサポートあさがお」は、今年もおかげさまでたくさんのママ達とのご縁があり感謝の気持ちでいっぱいです。
それと同時に産後の育児の過酷な状況で一生懸命に頑張っているママ達が多いことがわかります。

実家が遠方なママが、出産して退院後はパパの手助けを少しの期間だけ受けて日中ワンオペ育児に励んでいます。
今の時代は情報は簡単に手に入れられますが、これであっているのかな、とか、知っている人や気軽に連絡できる友人がいなくて誰かと直接話したい、などの気持ちをなかなか満たすことはできません。
そして、一番身近なパパへさえも深い気持ちを話せなかったり、理解してもらえなかったり。

産後訪問ケアでは助産師がお一人お一人とゆっくり向き合うことができます。
その中でいろんなママ達の表情をうかがうことができました。
産後ケアは、ママと赤ちゃんのサポートをしたり、アドバイスしたりもありますが、一番はママに寄り添うことが大切だなぁと実感しています。
私が心配だと思ったら、後日連絡していいかご本人に許可を得てから、その後の状況を伺ったりしています。

訪問ケアを何度も利用してくれているママからは最近こんな言葉を聞くことができました。
「最初の頃は(育児が)心配で必死だった。赤ちゃんをかわいいっていわれても自分は全然そんな気持ちはわかなかったけど、最近は笑ったりしてかわいいと思えるようになってきた」
この方の訪問ケアでは助産師として乳腺炎時に母乳の手当てをすることもありましたが、他の多くの時は一緒に時間を過ごしたりしてママの近況を聞いたり赤ちゃんのお世話をしたりして過ごしました。
その方にとっての訪問ケアって助産師としての私がいるだけでもママのはりつめた心が少し穏やかになったのかな?とも思っています。
かわいい時期の赤ちゃんを心穏やかに子育てができるように少しだけでもお手伝いができたならこんなに嬉しいことはありません。

来年はそのママは職場復帰となり、ますます環境の変化が大きくなります。
ひとりで抱え込まず周りのいろんな助けを借りて頑張ってほしいと思います。

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