👶訪問ケアでの母乳ケアの流れ

2025年10月29日

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奥に溜まった母乳を出してソフトになる

訪問ではまず、ママの胸の状態を丁寧に確認します。
赤みやしこりの場所、熱感、痛みの程度などを見ながら、
無理のないようにゆっくり手当てを行います。

手のぬくもりで血流を促し、奥に溜まった母乳を少しずつ流していくと、胸がやわらかくなり、赤ちゃんも吸いやすくなります。

「痛みがやわらいだ」
「赤ちゃんが飲みやすそうにしている」
そんな声をよくいただきます。

🍼母乳トラブルを予防するために大切なこと

母乳のつまりは、ママの体調や生活リズムの影響も受けやすいです。
以下のようなことを意識するだけで、予防につながります。

  • 授乳間隔をあけすぎない
  • 片側だけで終わらせず、左右バランスよく
  • 体を冷やさず、肩や首をこりにくくする
  • 水分と休息をしっかりとる

体が疲れていたり、気持ちが張りつめていたりすると、
母乳の流れも滞りやすくなります。
「少し休む」ことも大切なケアのひとつです🌿

💬訪問でよくあるご相談

  • 片方だけ張る・痛い
  • 乳首に白い点(白斑)がある
  • 飲み残しがある感じがする
  • 搾乳の仕方がわからない
  • 卒乳・断乳の準備をしたい

こうしたお悩みは、どれも助産師が一緒に確認しながら対応できます。
ママの体調やライフスタイルに合わせて、無理のない方法をお伝えします。

🌸早めのケアが回復への近道

母乳トラブルは、がんばりすぎているサインでもあります。
助産師の手当てで胸がやわらかくなると、
「体も心も少し軽くなった」と感じるママが多いです。

訪問産後ケアでは、母乳だけでなく、
ママ自身の体と気持ちも大切にしています🕊️

「これくらいで頼っていいのかな?」
そんなときこそ、遠慮なくご相談ください。
早めのケアが、回復への近道です。


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