女性のライフサイクルに応じた援助/助産師の仕事
助産師の仕事で出産の介助はよく知られていますが、助産師の資格を取得する学校では、助産師は女性のライフサイクルに応じた援助をするのが仕事、という風に教わりました。
30年ほど前ですが、自分たちの助産師の学校の卒業研究では学生が3つのグループに分かれて、このライフサイクルについて3つの研究結果の発表をしました。
ひとつは思春期、次に授乳期で、最後に子育て期に関することで児童虐待の事をテーマとしていました。
思春期のこと以外全くピンとこなかった他の2つのテーマでしたが、年齢や経験を重ねた私は、今では子育て期にかかわる仕事をしています。
以前やっていた出産の介助の仕事は緊張感があってやりがいも大きかったのですが、今のこの子育て期に関わる仕事は大好きだし、自分でいうのもなんですが向いているなと思います。
自分の今のライフサイクルは、体に無理が効かない更年期です。
更年期ってこんな風になるんだよ、と若い学生時代のの自分に教えてあげたいです。