お住いの自治体の産後ケア事業

日本の母子保健法という法律で出産後の母子のために産後ケア事業を実施することが各自治体の努力義務とされました。
全国で実施されているところはまだ100%ではありませんが、広がりつつあるようです。

しかし私は、まだ十分に認知されているとは言えないと思います。
出産後に困り事がなければそれでいいのですが、困っている人が産後ケア事業などを知って利用して育児の負担が減ったり楽になったりしてほしいと思っています。

今出生数が減っている中、日本の社会全体で一人一人の女性の妊娠・出産や出産後の育児などを大切にしてほしいと思います。
出産という大仕事とその後すぐに訪れる生まれたばかりの赤ちゃんのお世話。
絶対に一人ではできないのに、なかにはワンオペで頑張りすぎている女性もいます。
こんな大変なことはできません。

このことだけが出生数が減っている理由じゃないかもしれませんが、出産後は女性を孤独にしてはいけないと思います。


産後ケア事業は出産後の女性をサポートしています。
ショートステイと呼ばれる宿泊型やデイサービスと呼ばれる日帰り型、そしてアウトリーチと呼ばれる訪問型の3種類の産後ケア事業のタイプがあります。

もし周りに頼る人がいないときはお住いの自治体のホームページで産後ケア事業と検索して利用の方法などを調べてみてください。
もしくは妊娠した時に母子手帳を交付してもらった所に問い合わせてみてください。