体の変化が大きい妊娠期から産褥期

女性は妊娠期から出産や産褥期にかけて大きな体の変化があります。
そのため心身に大きな負担がかかります。
核家族化などで家族の援助が受けられないときはますます出産後の女性に重く負担がかかります。

出産時の入院は、出産後4日目に退院するという短い入院期間が多いです。
出産後4日目は出産後の悪露という出血がまだあったり、出産時の傷の痛みがあったり母児同室で生まれて間もない赤ちゃんのお世話で睡眠不足で頭がぼーっとしたりします。
他には、母乳が出始めておっぱいが張って痛みがあったり、母乳を頻繁に吸わせることによって乳首の痛みがあります。

うまく産後の時期を乗りこえられればいいのですが、そうでない場合はこのような過酷な状況をママは一人で奮闘しなければなりません。

生まれて間もない赤ちゃんのお世話をしながら、妊娠前と同じように家事をすることはできません。

頑張ってしまったり、またそれができてしまう女性のために、助産師である自分は出産後の時期は無理をしないように説明し続けます。