赤ちゃんにK2シロップをあたえるのはなぜ?
うまれた赤ちゃんに産院の退院後は、毎週1回K2シロップを決められた回数投与しなければいけません。
これはビタミンK欠乏症による出血を予防するためです。
ビタミンKは出血を止める凝固因子です。
ビタミンKは胎盤を通りづらかったり、新生児では腸内細菌嚢が未発達でビタミンKを合成 ができにくかったり、母乳中のビタミンKの含まれる量は個人差が大きいため生まれた赤ちゃんはビタミンKを 補う必要があるのです。
ビタミンK不足による症状は、生まれて1週間ごろの早い時期には消化器症状(吐血・下血) 生まれて1~2か月ごろには頭蓋内出血をきたし、嘔吐・易刺激性・けいれんなどがみられます。