赤ちゃんの黄疸(おうだん)ってなに?→多くの赤ちゃんに出現

黄疸とは、血液の中のビリルビンという物質が増加し、皮膚や目の白いところが黄色っぽく 見える症状です。
ほとんどの生まれて間もない赤ちゃんは、肝臓の働きが未熟なために黄疸がみられます。
正常な赤ちゃんでは、多くが黄疸が生後3日目ごろから見られますが、その後徐々に落ちついてきます。

その為、出生後の入院中は、黄疸の出現時期は正常か、黄疸の数値は正常範囲内か、を毎日観察しています。
黄疸が正常範囲を超えた場合は、脳に影響が出ることを防ぐために治療が必要です。

もし退院後に黄疸の症状がみられたら原因を確かめるために受診をしてください。
黄疸の検査をして問題がない範囲であれば様子を見ましょう。
 母乳栄養の赤ちゃんでは治療が いらない母乳性の黄疸というものがあります。赤ちゃんのウンチの色も正常か観察しましょう。 (母子手帳にウンチの色見本があります)